こんばんは、カフェ好きなデザイナーのみやもとです。
本日、色彩検定1級の1次試験を受験してまいりました!
お恥ずかしいのですが、いろいろあって勉強しきれないまま受験だけしてきて惨敗してきたよー。
合格率が限りなく低いけど、ダメ元で解いてみようという執念と次回の試験対策用に問題が欲しかったのでのこのこ受験してまいりました(ヽ´ω`)
反省やら次回に繋げるため、そして今後受験を考えてる方のお役に立てればとレポート残しときます!
今回の受験者情報
今回の受験に当たって、本人みやもとのスペック(?)です。
・一応現役デザイナー職
・保有資格(っていうのかな?)→色彩検定3級2級・色彩士検定3級
・勉強開始時期→約1.5ヶ月前(9月下旬からぼちぼち)
・勉強方法→独学
…という条件から見た試験の難易度・体験レポートとなります。
受験にあたって揃えたもの・経費
色彩検定においては受験内容が毎年改訂するわけではないようです。
1級は特にテキスト類だけで経費が嵩む&本屋での取り扱いが少ない(手に入りにくい)こともあり、ネットでの入手・古書の購入をメインで揃えました。
(ただし、中古の場合ロットによっては内容に修正が入ってる場合があるので注意!公式サイトの訂正表のご確認を)
色彩検定公式テキスト1級編
絶対必須。出題範囲はこのテキストです。これないと始まりません!
良いお値段なので今回は駿河屋で中古品を購入しました。
(ラインは入ってたけどなかなかの美品でした!)
1次試験問題集
狙ってた問題集(サミュエル社)が流通がないってんでネットでいろいろ探してamazonで中古で購入。(届くまで中古と気づかなかったtt)
内容はけっこう充実してそうなんですが、何しろ「重い」!
持ち運びできない分勉強が進まなかったのもあります…。。。
2次試験問題集
まだぜーんぜん手をつけてませんが(おそらく今回は出番がない)、こちらはなんとかおすすめとよく紹介されてるサミュエル社のテキストが書店注文で手に入りました。なのでこちらは新品。
カラーカード
昔専門学校で使ってた199b(ちょっと大きいサイズ)を持ってはいたんですが、「日常的に暇があれば見とけ・触っとけ!」というアドバイスを目にしたため持ち運びできる199aを書店で買い直しました。
実際持ってみると楽しいよ、小さくてかわいいよ。
2次でも使うものなので買っておいて損ないと思います。
過去問題集
とりあえず1回分の過去問題集だけ買ってみました。足りなそうだったらあともう一冊買おうかなーとか思ってた。
が、結局やらずに試験に挑みました。
ざっくり計算でテキスト類で合計9,000円程。
受験料が15.000円なので独学での色彩検定1級取得費用は24,000円前後でした。
新品で揃えるともうちょっと上がります。
重複しますが、そもそも色彩検定1級のテキスト類は出版してる会社が少ない・置いてる書店も少ないです。(ゼロなとこも多かった)
受験が決まったら早めに用意しないと少ないコマがどんどんなくなって勉強したくてもできないことになります。
(申し込みは8月開始なのでその頃には手を付けてもよいかと~)
また、あまりの手に入りにくさゆえとんでもない値段で出品されてたりもするので注意です!安易に買っちゃダメです。
(テキストで1万円越えとかおかしすぎる…)
あと、改訂前の古いテキストに対応してるものも出てたりするのでネットで探す場合はそこもお気をつけください~。
(現在の最新は2009年改訂版テキスト)
1次試験の時間
1級は3級・2級の後の実施なんで今回は14時過ぎと遅め時間スタートでした。
試験時間は90分です。
マークシート方式で筆記は最後の5問だけ。
選択すればいいだけなので勉強してないやつでも埋めることだけはできます(;^ω^)(オイ)
計算など作業的なことはなく3級・2級と変わらない感覚なので、普通に理解していれば焦らずとも時間内で解けるかと。
余談ですが、私の試験会場は最寄駅から更にバスだったんで、その辺の移動時間は余裕もって行動しました。気をつけてー!
何が難しいかって?1級の出題内容について
まず、出題範囲が広い
3級からぜーんぶ、です!
2級と3級ってだいぶかぶってるんですよね。
3級の内容からちょっと突っ込んだのが2級、みたいな。
なので、2級は3級の勉強真面目にやってればすごく楽です。
ただ1級はそこからガバッと分野が広がります。新しいとこが増えます。
かつ2級までのも乗っかってくるので問題集がぶあーつくなります(・∀・)
私が「うげっ?!」と特に思った項目(要暗記範囲)
色彩調和論
歴史と絡めて同じような内容の法則やら原理やらと人物名がごちゃごちゃになる
光と色
2級までも眼球の構造とか出てきましたがより細かな伝達方法や視覚障害の種類まで広がります。これは色彩の勉強なのだろうか…?と混乱してくる( 笑 )
色の表示
PCCSやオストワルト表色系など個別では出てきてましたが、色の表記の仕方が更に増え、それが入り交じってきます。相互関係を知って変換できるようにならないといけないのですよ。
語呂合わせとか暗記方法はいろいろあるけどとにかく頭ごっちゃになります(((´ω`)))
…と、暗記系の基礎ができてれば他分野はけっこう理屈がわかりやすかったり経験から割り出せたりするする系なのでなんとかなるかもです。
2次試験と並行しなくてはならない
更に、1次試験合格確認してから2次の勉強始めるんじゃ遅い!って各所書いてありまして、2次の勉強も手をつけとかなきゃいけないんですね(いけないまでないけど安心)。
スケジュールの立て方が肝になってきます。
ただただすごいボリューム!
受験する方は覚悟してお申し込みしてください(笑)
反省点から見る色彩検定1級のおすすめ勉強プラン
仕事してる人ならできれば8月くらいからテキスト購入しつつ勉強はじめるのがおすすめです(;´Д`)
勉強があまり進まなかった理由の一つに「テキスト類が重くて持ち運びしにくかった」というのがあります。
2級・3級とあからさまにテキストの厚みが違うんだもの( 笑 )
今までは持ち歩いて電車や昼休みに開いたりちょこちょこやってたのですが、持っていくだけで重くて憂鬱だし開きにくいっていう…。
私が家にあまりいないってのも致命的なのですが。。。
なので、代案としては通勤しながらカラーカード眺めるとか、何しろ暗記物が多いので、自分で覚えやすいよう単語帳的なもの用意して基礎を固める→休日がっつり時間をとって問題集攻略とかが良いのかもしれません。。。
次回の1級受験はまた来年になってしまいますが、今後受験を考えてる方のヒントになれば幸いです。
私のようにお金をドブに捨てるようなことならないようにお気をつけください\( ´ω` )/(笑)
来年の受験はどうしようかなぁ…( ´・ω・`)